学校教育計画(平成29年度〜平成31年度)

 

1 学校のミッション

○全日制専門学科の高校として、産業の動向等に適切に対応し、生徒一人ひとりの学習や進路等の目標の実現に応えるため、学年制によるカリキュラム・マネジメントに学校全体で取り組み、学力の育成、豊かな人間性や社会性を培い、社会的・職業的に自立することをめざした学校づくりに取り組む。

○教育課程については、農業、商業に関する専門教科・科目を中心に、専門性の向上を図る教育に重点を置いて、実際的・体験的学習を重視して産業界等との連携をより一層深めるとともに、共通教科・科目の適切な設置に基づいて編成を行う。

○これまで、将来における農業のスペシャリストや、地域の産業界のリーダーとして活躍する人材の育成に取り組んできたが、今後はさらに、食糧や環境の問題と向き合い、自ら課題を発見し解決する力を育み、主体的に学ぶ意欲を高めることをめざした不断の授業改善を行う等、農業実習等の実践的・体験的な活動の推進などとあわせて、教育活動の充実に取り組む。

○再編・統合にあたっては、農業科・商業科の並置校として、それぞれの産業分野を相互に学ぶなど、新たにこれからの社会に求められる6次産業化などに対応した教育活動を展開し、多様な地域産業を担う人材育成をめざす。

2 学校教育目標

○個人を尊重し、心身ともに健全な人格の完成をめざして教育に努める。

○健全な体力と堅忍不抜の精神と実践力の養成に努める。

○平和な国家及び社会を形成する理念を培い、その指導性の涵養に努める。

3 計画策定時点での課題

・教員間で組織的な授業改善や生徒の主体的・対話的で深い学びを実現するための日常的な取組に対する認識や取り組み状況に差がある。

・個別に支援が必要な生徒に対する支援方法が職員に十分理解されていない。

・部活動、農業クラブ活動があまり活発でない。

・現行のキャリア教育実践プログラムが単なる進路指導指針として捉えられており、3年間を見通したすべての教育活動を関連付け包括するものとなっていない。

・進学指導や新規就農・参入を視野に入れた指導をより充実すべきである。

・地域住民、学校、公共機関等との連携に比べ、地域産業界と連携した取組が不十分である。

・再編・統合に向けた校内体制の構築、統合校との連携の取組が不十分である。

 

 

 

 

 

 

4 3年間の目標と主な方策

 

視点

3年間の目標

目標達成に向けた主な方策

教育課程

学習指導

・生徒の基礎学力の充実と専門性の向上を目指して教育課程の工夫・改善に取り組む。

 

・再編統合を視野に入れた多彩な学習活動の展開を図る。

・主体的・対話的で深い学びを行うべく授業の研修を充実し、全教員が日常の授業に取り入れるなど、組織的に授業改善への取組を行い、発表の場を設ける。

・新校へ向け専門高校にふさわしい教育課程、朝学習、計画的な補習、デュアルシステムの実施などを検討する。

生徒指導・支援

・生徒の人格を尊重するとともに、基本的生活習慣や集団生活のルールが身に付くように取り組む。

 

・ホームルーム活動、農業クラブ活動など、生徒の自主的な活動を推進し、活性化を図ることにより、責任感や連帯感を醸成し、達成感を得られるようにする。

・一人ひとりの特性を理解し、ケース会議を適切に開催するなど個に応じた指導に取り組む。多様性を認め合うためにミックスホームルームなどの検討を行う。

・生徒全員が部活動や農業クラブ研究班活動に積極的に取り組めるようにする。各活動を生徒が主体的に実施できるよう、計画段階から援助する。

進路指導・支援

・正しい職業観、勤労観を身に付け、希望進路を実現し、自らのキャリア発達を意識できるように進路指導の充実を図りつつ、社会に貢献できる産業人を育成する。

・将来を見通した上で3年間の具体的なキャリアプランを作成し、教育活動全体を包括するものとする。

・専門高校の特色をいかしたインターンシップや農業体験先を開拓し、教育効果の向上を図る。

地域等との協働

・地域や産業界と連携・協働し、農業高校の特色を生かした取組を通じて活力ある学校づくりを推進する。

・学校公開・公開講座・販売会など地域に開かれた学校としての取組みを充実させる。

・地域産業界と連携して新技術や新商品の開発に取り組む。

学校管理

学校運営

・公務員としての自覚を持ち、常に課題を把握しながら解決を図り、事故・不祥事のない、地域から信頼される学校づくりに努める。

・生徒が安心してすごせる安全な学校を作る。

・再編・統合に向け校内及び統合校との連携や協議を推進し、平成32年度の円滑な開校を目指すとともに農業と商業が融合した特色ある専門高校の実現を図る。

・時宜にかなったテーマで事故防止研修会を毎月実施する。夏季休業中にも研修を実施する。

・課題の解決へ向けて共通理解を図り、解決の方策を探る。

・統合に向けた体制を充実させ、コンセプトに基づいて農・商の魅力ある教育活動の開発を行い、スケジュールどおりに再編・統合を進める。